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大きな魚を手軽に釣ろう

釣魚・ガサガサ飼育動画 雷魚編

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ギギ狙いのガサガサで

2019年9月某日、私は「ギギ」を狙ってガサガサを行っていた。他でもない、余っている60㎝水槽でギギの飼育観察をしようと思っていたからだ。

 

雨で増水した川の葦原に攻め入り、ここにギギがいるだろうという確信を持って網を突っ込んでガサガサしたその時であった。マムシのような模様をした小さな魚が採れた!これカムルチーの稚魚だ!

 

どうする?これを飼育したら、もう放流は出来ない。ここで採ったギギを、他の水系の魚と混泳させることなくここに返すのであれば、私の中の放流ラインとしてはセーフだ。

 

だが、カムルチーとなると話は違ってくる。別に法律の話をしているのではない。ないが、肉食の外来種を飼育して大きくしてから再放流というのは私の倫理観が許さない。

 

でも、でもである。網で飛び跳ねるそれは、カムルチーの稚魚は、あまりにも可愛過ぎた。私はコイツをひとまず60cm水槽の住人にすることに決定する。大きな決断だった。10年は生きると言われるカムルチー。自然界なら80㎝を優に超えてくる巨体に育つカムルチー。

 

しかし、目の前にいる愛らしい物体は、もはやそんな理性をブッ飛ばした。カワイイ。かわいすぎる。将来必要ならば180cm水槽でもなんでも用意してやろうと思えた。

 

こんな過程で我が家にカムルチーがやってきた。それが経緯である。

 

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お迎え動画

 

下の動画が、カムルチーのお迎え動画である。スズキ目の淡水魚はよくウオジラミを持っている。そのため、慎重をきして、水槽に入れる前にカムルチーに塩水&リフィッシュ浴を行った。あまりにも痩せていたので、塩水浴の間にミミズをこれでもかと与えた。なつく間もなかったはずだが、モリモリ食べた。その後の撮影がこれである。


 

この動画では、こちらとアイコンタクトする様子がわからないだろう。なぜなら、私はカメラを回したまま部屋を出て行っているからである。

 

見つめ合える奇跡の魚、カムルチー

しかし、この雷魚(カムルチー)というやつ、メチャクチャに甘えん坊なのである。その姿は、私が彼を捕まえた時の「かわいい!」知う衝撃をもあっさりと上回る、異常なる可愛さである。私がミミズを与えたことを覚えていて、じっとこちらを見るのだ。


 3Dでも取ったら面白いと思ってサイドバイサイド3D を撮影してみた。やはりかわいかった。


どうだろう。この映像から、雷魚が「餌」ではなく「私」に懐き、甘えているかのような感情じみた物を察知できないだろうか。この経験をしてから私はもはやカムルチーの虜になってしまった。あまりにも可愛い。こんな魚をハリで刺して釣っていたことを後悔するほどに、である。

 

世話もせずに動画で見詰め合えるあなたはとても幸せである。是非、最新情報を得るためにもYoutubeのチャンネル登録をお願いしたい。

 

 

 

 

餌をねだる

こんな甘えん坊に、餌をねだられてしまったらもうメロメロになってしまう。ついついいくらでも上げてしまいそうになる。本当はドライな人口餌の訓練をしなければいけないのに、始めのうちはどんどんミミズをあげてしまった。はじめは痩せていたので結果的にはこれでよかったと思っているが、あげ過ぎのような気もする。


このサムネイルのカムルチーの可愛さが伝わるだろうか。ミミズが投入されることに気付いて上を向き、間抜け面になった腹がパンパンのライギョの赤ちゃんである。この世にこんなにかわいい仕草をするが存在するのかと目を疑った。

 

そして、後日のこれである。もう、腹がパンパンなのにこちらを見てユラユラと浮いているカムルチー。私は悶え死にしそうになりながらこれを撮影し、そしてミミズをあげた。がりがりに痩せていたのは解消したし、そろそろ訓練の時期である。でももうそんなことはどうでもよくなるくらいこいつが可愛い。


 

だれしも、こんな顔でおねだりされたらコロリと落とされてしまうのではないだろうか。まぁ実際はこのかわいさに(私が)耐えられるようになってきたのを機に、ドライな食感の生き餌→死に餌、人口餌と順に訓練できるようにはなったのだが、なかなか食べなかったのを見るとかなりつらいものがあった。

 

 

ちらちら様子を見に来る

その訓練の期間に突入するころに撮られたのが以下の動画である。何と私が水槽右の机で作業しているのを見にきては逃げ、見にきては逃げるのだ。これが、初恋の人とにらめっこでもしているかのような感覚にさせられる驚くべき可愛さなのである。


この黄色と黒の瞳は、この雷魚が「可愛い」とは言えないくらい大きくなっても私の目にはもう焼き付いてしまった。どんなに厳つくて怖い魚に成長しようとも、この子はもう私にとって愛すべき子であり続ける。その成長の過程は、本ページとYoutubeで配信していく予定である。この先も期待してほしい。しつこいようだが、追いたい人はチャンネル登録をしてほしい。

蛸壺がお気に入り

隠れる場所が流木の後ろだと可哀相なので、蛸壺を入れてやった。

結局すぐに入ったのだが、これが、この壺で休憩するカムルチーがメチャクチャかわいい。

しかも出てくる時に私の様子ををうかがってから出たり入ったりするのである。こんな可愛い魚が世の中に存在してもいいのかと疑ってしまうくらいだ。

 

 

 

時々息継ぎをしなくてはいけないのだが、この蛸壺を入れてからは息継ぎ後も蛸壺に帰るようになった。最初はベタ慣れだったが、水槽の掃除などをやっているとだんだん私を怖がるようになった。これは非常に悲しいことである。


バッタとイナゴを食べる

カムルチーを飼育していくうえで、人工飼料を食べるかどうかというのは飼育難易度やコストに大きく影響する。特に、 浮上性の肉食魚のエサやクリルなどを食べる飼育が非常に手軽なものとなる。そこで、掃除等で私を怖がるようになる前のベタ慣れの時期に人工飼料を与えてみたのが以下の動画である。

 

 ここで見た通り、ミミズで慣らしたカムルチーは固形の人工飼料を食べなかった。このため、浮上性の餌を念頭に、それに慣れさせるためという名目でバッタなどの虫を与えてみたのが以下の動画である。ちょっとした衝撃映像なので捕食が苦手な方は見ないほうが良いだろう。

こちらがおんぶバッタを与えた時のカムルチーの食べ方である。この様に吐き出したりせずにそのまま食べてくれるのが理想だが、早々上手くいくものでもない。イナゴを食べた時の動画は以下の通りだ。 


 

とても迫力のある映像が撮れたのは確かだが、これが浮上性の人工飼料への餌付けにつながるのかどうかはこの時点でまだ不明である。

 

 

 

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