ガサガサでナマズをゲットしたのでタナゴは退場
釣りでは滅多に見られない小さなナマズがガサガサでゲットできた。小さいと言っても、25cmから30cmくらいはある。
ナマズに関しては捕れたらすぐに飼育する準備を進めていたので持ち帰り、急いでタナゴたちを別の2つの60㎝水槽に移した(もちろん水のできている水槽で、水あわせを行ってからである)。
撮影用の90cm水槽からは人工水草をすべて撤去し、塩ビパイプを沈めた。Y字分岐のパイプだ。無骨な水槽だが、ナマズ飼育はこれでいい。どうせ水草や人工水草など吹っ飛ばしてしまう。目がほとんど見えていないので、石もあまり複雑に組むとぶつかってしまう。
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目次
引き籠って出てこない
ライトをつけているから当たり前だが、塩ビパイプには恐れず入ったものの今度はそこから出てこなくなった。
エサもさっさと固形餌に慣れさせようと思っていたのでちょうどよく、このまま2日ほど断食していただいた。
むきエビを塩ビ管の入り口に置く
私は昔ナマズを飼っていたのだが、あの時のナマズはなかなか固形餌に馴染まなかった。しかし、タブレットを与える前にむきエビで慣らすとタブレットもすぐに食べるようになった、そんな経験がある。
この順番は鉄板なのかどうかはわからないが、タブレットを食べてくれない場合にあいだにむきエビを挟むというのは一度試してみてほしい。
これが、初めての固形餌としてむきエビを与えた時の動画である。
ひげを上下左右に動かして餌に近づいていく仕草がとてもかわいらしい。それにしても慎重な性格である。以前に飼っていた個体よりもさらに臆病かもしれない。まぁ臆病な性格の生物は飼育するととてもかわいいのが事実である。
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離れたところにむきエビを置く
彼もここにやってきて少し警戒心が解けてきた。時々暴れているようでソイルを巻き上げて水が濁っているときがある。ブルカミア×底面濾過が優れていると言っても、やはり大きな底物にはソイルは適さないというのがよくわかる。撮影するタイミングも、それに左右される。
さて、来たばかりで2日ほど断食させても慎重でなかなか出てこなかった彼も、少し待てばひょいと出てくるようになった。それでも食べたら一瞬にして隠れ家に帰ってしまう。そんなワンシーンをかわいく撮影することに成功したのでぜひ見てほしい。
塩ビ管から出るのを躊躇する場面がとてもかわいい。餌を探すときにはヒゲを前に突き出して泳いでいるのがよくわかる。
生き餌のミミズを与える
普通は順番が逆だが、固形餌に慣れたようなので生き餌を与えることにした。ハードルは一つ越えたので気軽に挑める動画撮影だった。
ナマズに対してミミズが大きいからなのだと思うが、肉食魚がこんなに餌を食うのがヘタでいいのかと思うくらいヘタだ。だが、そこが愛らしくもある。
もっとでかいミミズを与える
ナマズの場合、自分と同じくらいの大きさの魚を食べてしまう衝撃映像も見たことがあるが、相手がミミズでもそれはやはり可能なようだ。この回では、かなりのサイズのミミズを与えてみた。
何でも丸飲みするナマズだが、このサイズのミミズでさえ丸飲みしたのには少し驚いた。
エサが複数あったらどんな挙動をするのだろう?
ひとつの餌なら相当大きなものでも飲み込んでしまうことがわかったが、それが複数あるとどうだろう、と思いついてやってみた実験が以下の動画である。
これはびっくりした。こんなにかわいい食べ方が許されるのだろうか、と思ってしまうほど愛らしいしぐさをする。