近所のガサでとれるタイリクとドジョウ
結構な田舎に住んでいるつもりであるが、タナゴをガサガサするとタイリクばかりが入る。それどころか、なんか品種改良ぽいカネヒラとかも混じってくる。偶然とは思えないので、誰か近くで大量に放流したのだろう。買いきれなくなった個人か、売れなかった業者か、それらの放流した個体そのものなのかその子孫なのか、それはもはや知る由もない。
私はそれを捕まえて観賞魚にする。買ったのではないし、売りもしないし捨てもしない。ここに自然を切り売りするだけで生まれる経済がない分、環境にやさしいのかもしれないと自分を慰める。
スポンサーリンク
目次
病気を発見
早速水槽を撮影して・・・と思ったら多くのタナゴがエロモナス症になっていた。穴あき病の初期症状だ。ガサや運搬でストレスを与えただろうか?水合わせが甘かっただろうか?仕方がないので、コイフナ用の薬餌である「パラキソリンF」を与えて換水、様子見、というのを繰り返していたら、重症のものは残念ながら落ちてしまったが、軽症だった魚たちの症状は消えた。(この手の薬はたいてい、コイ、フナ、金魚、熱帯魚以外に与えるなと書いてある。この薬もそうだ。なので使用は自己責任において行ってほしい。)
この間で数週間だ。このタナゴたちは別の60㎝水槽で飼おうと思っていたものを一時的に撮影用にとこの水槽に入れていた物なのだが、撮影も終わっていないし、やむにやまれずデカい、しかもソイルの水槽で隔離治療するという滑稽な状況に陥ってしまった。薬餌が割とすぐ効いたのは僥倖であった。
やっとの思いで群泳を撮影
小さなタナゴたちだが、90㎝水槽で群泳させるととても迫力があった。伝わるかわからないが、是非眺めてみてほしい。
寝る前にこれを眺める時間を作るなんてのも、リラックスできてよいかもしれない。意外と苦労してこぎつけた撮影だった。このタナゴ治療の間、ドジョウはずっとぴんぴんしていたのが対照的だった。
エサを与えるとすごい勢いで群れる
このタナゴたち、半分以上は薬餌を食べていたのだがその間に懐いてしまった。本当は懐く前の餌の食べ方をお見せしたかったがそういう訳にも行かなくなり、結局金魚みたいにエサクレダンスをするようになってからの撮影となった。
これだけの数を飼うとなると、やはり底面濾過のソイルだけでは足りなくなっていたようにも思う。治療でバクテリアがやられていた可能性もあるが、それは治ってから2週間ほど経ってもやはり少しずつ水が悪くなる感じだったので、ブルカシステムの想定する過密飼育のラインは超えていたのだと思う。
私の動画を定期的にご覧になりたい方や、続いてアップされる動画が観られたい方はチャンネル登録汚お願いしたい。このボタンからご登録いただける。