Thrilling Tsurilling

大きな魚を手軽に釣ろう

管理人ブロの使用タックル


 

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 目次

 

リール、それに巻いた糸を中心にタックルを組む

当たり前の話である。リールと糸、投げるものの重さに合わせてロッドが決まる。必ずしも一対一で決まっているわけではなく組み合わせを変えて使用する場面もたくさんある。

 

アンバサダー6500CL(管理人によるカスタム)を中心としたタックル

かっちり決めているわけではないが、用途別に紹介しよう。

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アンバサダー6500CL(アブガルシア)クロスフィールドXRFC-732H(アブガルシア)の組み合わせ。私が持っている中で一番強い組み合わせがこれになる。アンバサダーはハンドルを交換、スプールを軽量浅溝のものに交換、マグブレーキ増設のカスタムである(PE×アンバサダーを初めて使った時に、あまりにもバックラッシュしまくったので恐怖に慄き、こういう改造をした。今はマグなしでも投げられると思うが、これなら他人に貸しても滅多にバックラッシュしない使い勝手に仕上がっていると思う)。

 

ラインは特別な釣りものの準備をするとき以外はPE4号(非トップではリーダーフロロ8号30lb~10号35lb付)が巻いてある。このくらい強くしておけば、根掛かりしても鈎が伸びるので回収率が高い。

 

この組み合わせは海外釣り堀旅行に合わせてそろえた物だ(まだ行けていない)。近所の釣りではたまにやるオープンでのライギョ、あるいは鯉に使うくらいであまり出番はない。

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アンバサダー6500CL(アブガルシア)ワールドモンスターWMC-563M(アブガルシア)の組み合わせ。電車や飛行機などの釣行で荷物を小さくする必要があり、なおかつゴツイ魚を釣りに行くときはコンパクトな3本継のWMC-563Mが非常に助かる。短さ故の使い勝手の良さというのを、怪魚ロッドで体感できる優れものでもある。この組み合わせは見た目がメチャクチャカッコイイ(私の主観による)のでお気に入りである。

 

近所の釣りではたまにしかやらないがライギョ、ナマズのトップで使う。鯉でも使用するときがある。それから、競技的にアメナマを釣る(ファイトしないで急いで寄せる)ときはこれである。それからまだ行けていないが、海外釣り堀旅行などに行ければこの組み合わせを使用したいと思っている。

 


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アンバサダー4600C4(管理人によるカスタム)を中心とするタックル

同じロッドが出てくるが、必ずしも2本持っているわけではない。

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これはアンバサダー4600C4(アブガルシア)クロスフィールドXRFC-732H(アブガルシア)の組み合わせ。アンバサダーは例によって上記の理由と同じでハンドル交換、スプールを軽量浅溝のものに交換、マグブレーキ増設のカスタムである。これもだいたいの場面でPE4号が巻いてある。これ以外にはナイロン20lbを巻くことがある。このタックルは近所のナマズトップゲームで使う事が多い。下で紹介するナマズ用ロッドはティップにハリがあり過ぎるので、どうしてもアワセが乱暴になってしまうためマナマズ釣りには使っていない。

 

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アンバサダー4600C4(アブガルシア)と上で述べたナマジストBC70(ファイブスター)の組み合わせだ。このロッドは元々安い物だが、新古レベルのものを極めて安く手に入れた。バットからティップまで硬いロッドである。値段を考慮すればコスパは高いと言えるだろう。今ではこの組み合わせは急いでアメナマを釣る場面のサブ機くらいの位置付けである。

 

※並行輸入品のため?楽天市場では見つからなかった

 


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スピニング3000を用いた大物対応タックル

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カーディナルⅡs3000(アブガルシア)トラギアFOUR’Z 1004H(アルファタックル)の組み合わせ。当然、このリールに初めから巻いてある糸はすぐに交換する。リールはハンドルをカスタムしてある。このリールのスプールにはPE3号を巻いている。カーディナルⅡは替えスプールが付属しているのでトラブルの際に非常に助かる。

 

ロッドは海外釣り堀遠征に行こうと思って買ったものだ。しかしこの記事執筆当時では使った場面は強度テストとしてアメナマと鯉だけである。使用感だが、このロッドは安いうえに振出式だがとても良いしなりをすると思う(その分仕舞長が大きいのだが)。使ってみて、ルアーの普段使いに10フィートは少々長すぎると思った。カゴとかキス釣りができそうだ。

 

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エアノスc3000(シマノ)トラギアTIPTOP・S866MH(アルファタックル)の組み合わせ。私は多目的に色々な糸を巻いたエアノスの2500とc3000をたくさん(すぐ数えきれないほどで、合わせればステラが買えるくらいの数)持っている。若いころは国内大手2社、S社とD社のセカンドモデルくらいまでの高級機は試しはしたが、結局何度目かの引越しを機に友人に譲った。スピニングは「エアノスでじゅうぶん(XTもいらない)」が私の結論だったのである。

 

高い道具を使うと戻れなくなるというのはよく聞く話だが、私にそういうことは起こらなかった(今でも私はチョイ投げセットで1日不満なく釣りを終えられると思う)。高価なスピニングリールを扱う技量がない、と言われればその通りなのだと思う。釣果やトラブルの時短に違いが出せるほど、高価な物が使いこなせないのだから。ここに写っているのはこれまたPE3号が巻いてあるものだ。

 

これもロッドは上記と同じ、海外釣り堀旅行目的で買ったが結局当執筆当時、使用場面は強度テストのアメナマと鯉、河口ルアー(その時は小さなシーバスとキビレを釣った)だけである。継数が多い分、しなりの滑らかさはやはり少し落ちる(その分仕舞長は小さくなるので携行が便利になる)。

 


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執筆当時、楽天が謎の品切れを起こしていた。

 


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スピニングでの雑魚&管釣り対応タックル 

30㎝を上限くらいとして小型魚をメインに狙うタックル

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リールはカーディナルⅡ1000(アブガルシア)。ナイロン6lbを巻いてある。ロッドはトラギア チビ507UL(アルファタックル)だ。仕舞長がきわめて小さく、何にでも入れて持ち運べるのが素晴らしいロッドである。

 

ルアーでは管釣り、メバルとか稚ニゴイ釣りがメインになる(とはいえ、メバルは通うというほどやっていないのが現状)この竿故に結構楽しい釣りとして、ブルーギルをスピナーやガルプで釣って遊ぶ時もある。毛鉤仕掛けを遠くまで流してオイカワなんかの小物を釣ることも稀にあるし、エサ釣りでも遠くに軽い浮き仕掛けを放り込むのにも非常に便利な組み合わせである。

 

強度としてはこのロッドで70㎝くらいの鯉までは上げたことがあるが、ファイトは厳しかった。というかもう、かかった瞬間終わったと思ったが奇跡的に上がってきた。そういう不測の事態が起こるのはタックルの選択ミスであり、自慢するようなことではない。ファイトに非常に時間がかかるしロッドがヘタるのでやはりそういうのを釣る仕掛けではない。

 

あくまで小物のために組んでいるタックルゆえ、やはり小物の心地よい引きを味わうのが良い。

 

ニゴイ、ウグイ、その他の小物界の大物をメインに狙うタックル

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エアノス1000(シマノ)とトラギア チビ568ML(アルファタックル)の組み合わせ。このロッドも仕舞長が超小さいのが良いところだ。このリールはふだんナイロン8lbか10lbを巻いて使う。普通のファイトとして50㎝程度の魚まで対応できる。

 

これも70㎝ほどの鯉が掛かってしまったことがあるが、一応釣れた。これまた狙ってそういう大きさの魚とやり取りするロッドではない。

 

このロッドでニゴイ、ウグイ、ギギ等の良型が掛かった時の緊張感はなかなかのものである。

 

生産ロットにもよるだろうから決めつけはしないが、タモを使うのをサボると割と折れやすい気がする。(私は2度やらかしている)

 

 

執筆当時、楽天は謎の品切れを起こしていた

 


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バス釣り用のベイトタックル

バス釣りでは基本的にアンバサダーは使わず、ロープロファイルのベイトリールを使う。あと、この小話でだけこっそり言っておくが、私はバス釣りに日本の2大メーカーのバス釣り専用リール・ロッドを使わない。その理由をこのサイトで語ることは多分ないと思うが、理由はある。性能やコスパに関する理由ではないし、商売の理由でもない。くだらない理由だ。

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これはBLACKMAX16(アブガルシア)とバスフィールドBSFC-672MH(アブガルシア)の組み合わせ。アブのベイトタックルではほぼ最低価格に近いが、飛距離も十分、ロッドも扱いやすい。リールはハンドル交換と、メカニカルブレーキのツマミを交換、スプールを軽量浅溝のものにカスタムしている。ここまでやるとBLACK MAXには見えなくなる(見た目の問題として、である)。ラインはナイロン20lbを普段使っている。巻物メインで使う。ビッグベイトを使う時だけは、上で紹介したアンバサダー中心のタックルを使う時がある。

 

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これはPROMAX16(アブガルシア)とクロスフィールドXRFC-662ML-BF(アブガルシア)の組み合わせ。ベイトフィネス仕様だが、私は軽いルアーではほぼ確実にスピニングを使うのでフィネスでの出番は皆無。リールは例によってハンドル交換と、スプールを軽量浅溝のものにしている。ラインは普段はPE1.5号に15mのナイロンロングリーダーを結んで巻いている。この組み合わせではラバージグ、デカいワーム、ライトなテキおよびキャロ、軽めの巻物を使う。

 


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スピニングのバス釣りライトタックル

バス釣り時はセコ釣り師である私の現在のメインタックルだ。

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カーディナルⅡSX2000(アブガルシア)とクロスフィールドXRFS-702L(アブガルシア)の組み合わせ。リールは下で紹介する物と半々くらいで入れ替えて使う。ラインは最近では慣れてきたのもあって以前の糸の記事で書いた物より細く、PE0.6号か0.8号でイカ用の高比重のもの。ショックリーダーは近所の釣行ならフロロ、1日釣りするような場面ではナイロンの10lbか12lbの時が多い(ナイロンリーダーを組んで行っても、釣行中に高切れしたらフロロに換える)。バス釣りでは釣行時間の3/4くらいはこのタックルを握っていると思う。

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これはパックロッドのサブ機で、リールはカーディナルⅡ2500SD(アブガルシア)が付いているが上のものと入れ替えることも多い。糸は時によるが上のものと同じ感じで選ばれている。

 

ロッドはトラギア TIPTOP S606UL(アルファタックル)だ。トップガイドだけPE対応にシリコンカーバイド(SiC)のものに換えている(これはガイドそのものは釣具屋さんですぐ買えるし、頼めば取付も工賃を取るか取らないかはともかくとしてやってくれるだろう。この程度の事を拒否されるようなら別の店に行った方が色々自分のためになる)。


 


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アメナマ、鯉、オープン雷魚・ナマズ非トップ、etcのタックル

何にでも使っている「いつものやつら」だ。何にでも使うし何でも釣る。エサ釣りもするしルアーも投げる。これのどちらか1本で釣りに出かけ、釣りものを釣り場で決めることもある。

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エアノス2500(シマノ)とトラギアFOUR'Z 804Mの組み合わせ。やはり4本継のため、6本継のパックロッドよりもしなりが滑らかで心地よい。(だけど、その分やっぱりかさばる)これもトップガイドをシリコンカーバイドリングのものに交換している。

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エアノス2500(シマノ)と限定販売の赤色 TIP・TOP S866ML(アルファタックル)の組み合わせ。当然のようにこれもトップガイド交換。

 

ここに載せた写真はエアノス2500にPE1号か1.2号(イカ用の高比重のもの)を巻いてショックリーダーはナイロン16lbか20lbをつける物だが、エアノスc3000に道糸ナイロン16lbのリールも多用する。場面にもよるし、どちらが良いとかは言わないが、私の場合はあらゆる釣りで年々、使用する糸がだんだんPEに移行している。2021春現在ではほぼ小物用以外のすべてのタックルがPEになっている。

 

予備として限定品ではないTIPTOP866MLも持っているが、普段使いはあまりしない。友達に貸すときにもっていく。シーバス釣りとなると話は別で、TIPTOP866MLは一気にエースに様変わりする。

 


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チニング用タックル

2021年春からチニングを始めた。専用に開発されたシルベラードという竿を使ってもよかったのだが、チニングは私の居住地から行くには距離があるし、挫折する可能性も考慮に入れて流用がきくタックルを選んだ。

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HSPC-694MLにREVO EXD(ハイギア)の組み合わせだ。結果的に私の所有タックルではかなり高価な部類に入ってしまった。ロッドは4ピースでバイク遠征もきくので、このセットは大切に使おうと思っている。このロッドはバスロッドにしては少し長いうえ先調子なので若干ピーキーに仕上がっている感じがする。リールは遠投性能が売りということで、レベルワインダーがキャスト時にも連動して動くアンバサダーや、安いロープロファイルのベイトリールばかり使ってきたせいなのかもしれないが、このリールの飛距離は驚くべきものがある。

 

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ベイトシーバスタックル

2022年からベイトシーバスを始めた。と言っても、ほとんどは20gか26gのダイソーバイブレーションを投げるだけだ。それでも70upを筆頭にかなりの数を釣り上げた。組み合わせは小さめのジョイントルアーなどに使おうと思って買ったアブガルシアのロキサーニ・パワーシューターバスフィールドBSFC-672MHの組み合わせだ。

バスフィールドがもう少し胴調子だったら最高なのだが、この組み合わせは非常に使いやすい。片手でも両手でもキャストしやすく、PE2号にナイロンリーダー25lbで挑めば大物とのファイトにもかなり余裕が出る。このリールは安価でパワーがあってハイギアの超優れものだと思う。この組み合わせは今ではライギョ、ナマズでも使用している。

 

 

 

 

遠征用汎用ベイトロッド

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ワールドモンスター WMC-705L。上で紹介したアンバサダー各種や、チニングで紹介しているREVO EXDなどと組み合わせて使用する遠征用ロッドだ。グラスファイバー比率の高さの恩恵だろう、5ピースロッドなのに鬼のようにしなやかに曲がる。怪魚用のライトパワーだから結構固いのだろうと思っていたらそんなこともなく、普通のLである。それでありながら、適合ルアーはなんと1オンスを超える30gである。ベイトフィネスで使える繊細さでありながら、とんでもない重さにも対応している。このロッド自体がモンスターだと言わざるを得ない。

 

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その他

延べ竿の事を忘れていた。延べ竿に関しては本当に各釣りものページで紹介している物で、組み合わせも何もないので、各ページを見てほしい。

 

ヘラブナ釣りへ

 

オイカワ釣りへ

 

 

おわりに

小話のつもりがいささか冗長になってしまった。道具に関して、釣行中の快適さももちろん大事だが、携行および運搬の快適さというのも私にとっては重要なのだ、という事を書いてみて改めて実感したところだ。釣行中の快適さというのは基本的にどんどん道具に対して高級志向になっていく(ただし、ルアーに関しては安い物の方が根掛かりを恐れずに際を攻められるから良い、と言っている人も多いように思う。そういう人はワームを使おう)。これが携行および運搬となると、話は別だ。

 

釣りをする場面からして「職場帰りおよび出勤前」なら2ピースロッドはもう基本的に視野に入らない。仕事ではない釣り以外の用事のついででも同じだ。小継タモは持って行けても、2ピースロッドは無理である。そういう意味では3ピースで60㎝に収まる怪魚ロッド、アブガルシアのWMC-563Mは奇跡だし、その他に紹介している、60cmのロッドケースに3本も4本も入る振出式の優れたパックロッド群も、私の人生には欠かせない道具たちである。発案者および開発者に賛辞を贈りたい。

 

「あっ、これいいじゃん」というものがさらっと見つかった時の喜びは大きい。値段に関係なくだ。人それぞれにタックルを選ぶ事情があるはずだ。安いタックルを溜め込んでいる人も確かにいる。私もそれと同じように映るかもしれない。でも、事情を最大限満たすように買い足して行けば、無駄な買い足しは減っていくのではないかと思う。無駄遣いのない釣り人生を送りたいものだ。