Thrilling Tsurilling

大きな魚を手軽に釣ろう

アメリカナマズ実釣2018

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改めてポイント探しをした

 

毎日の様にアメナマ釣りをした学生時代は、私も霞ケ浦をグルグル回って釣り場を探したものであった。しかし、大学院を修了して就職して以降は、関東在住時代でも年10日程度、関西に移動後は年に4日~6日もアメナマ釣行ができればよい方だ。これは80upを連続して釣り上げてきた近年でも同じである。

 

大物が上がっているのは実績ある釣り場を大事にしてきた成果であるともいえるが、単に運がよかったという側面が大いにある。それに、いつ工事などで環境が変わって釣れる場所を失ってもおかしくないのに、新たなポイント探しという意味においては全く手つかずになっていた。いつまでも運任せではいけない。今年は長めに釣行期間を取れたこともあって、私はまた学生時代の様に霞ケ浦を周回してアメナマポイントを探しながら釣りをすることにした。

 

※貴重なアメナマ釣行旅行を1日半ほどソウギョ釣りに使ってしまったのは秘密である

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ポイントを探すと言っても、学生時代の様に闇雲に手当たり次第レバーを投げるとかそういうスタイルでやるわけにはいかない。この旅には今回、非常に強い味方を携えていた。その味方とは、この本の事である。

 

この本には、霞ケ浦水系のブラックバスの好ポイントが書いてあるだけではない。広大な霞ケ浦、北浦の湖岸全体にわたって水深が記されているのである。こんな怪物じみた本が出ているのを知らなかったアンテナの低さを、その愚鈍さを、私は恥じた。そして今年の釣行では、この本と、学生時代にグルグル回った霞ケ浦の記憶とを融合させて、新たなアメナマポイントを探し出そうと考えたのである。※ただし私が回ったのは霞ケ浦だけである。北浦等は来年以降に持ち越しだ。

 

 

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本から読み取る情報

ポイントの探し方の基本的な姿勢は、「アメリカナマズ釣り」ページにて解説している。まずはそちらを参照されたほうがわかりやすいかもしれない。

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そこを踏まえた上での、地図からのポイントの探し方である。

 

まず単純に、バスの好ポイントはアメナマでも実績があることは、普段アメナマの実績が出ている釣り場を見ていれば明らかである(そんなん知らん、という人はバサーの多いところでひっそりとサバの切り身をブッコミ放置してみると良い)。アメナマが釣れる場所は、バサーがたくさんいる。この本の編集に携わっておられるバスプロの方がマークを付けたバスの好ポイントは、要チェックであることは間違いないといえるだろう。だいたい、どの魚でもいいポイントというのはカブる物である。まして、互いにフィッシュイーターである。カブらないほうが不思議なくらいだ。

 

そして、これは経験則になるのだが(少し生態を調べてみれば明らかになるであろう)アメナマの行動様式に則ってポイントを探す方法がある。霞ケ浦のアメナマは、厳冬期は霞ケ浦に点在する穴のような地形(水深6メートル以上)の所に身を潜めていると思われる。ここから、春が近づくにつれて、低温でも摂餌を行える体力のある個体(産卵を控えた個体や大型個体はここに含まれる)から順番に、シャロー(浅場)エリアにやってくる。

 

晩春頃には、ほとんどのアメナマが1mくらいの超・シャローのエリアでエサを探していると思われる。私が「アメリカナマズ釣り」ページで「早春頃に大型が出やすい」と述べている背景には、実釣の成果以外にもこうした考察があるのである。

 

という事は、だ。この地図をもとに、春に陸からアプローチする場合には、読みが当たっていれば、ハナから水深のある地形にアプローチできる場所では小型や中型の混じったアメナマが釣れ、上記の本を見て探した「沖のディープエリア」から近く且つそれに絡む温排水では一日中浅くて流れの緩やかな河川等の流れ込みでは水温の上がった午後に、ビッグママを筆頭に大型のアメナマが釣れるはずなのである。極めて常識的に考えた結果であるが、水深の地図あってこそなのだ。それではこの考察を思い浮かべながら、以下を読んでいただきたい。

 

考察から導き出されたポイントでの釣果

各々、特徴を持った場所で釣れた典型的な魚を(半分も載せられないが)見ていただきたい。私の考察が100%ではなくとも、間違ってはいない事がわかってくれるはずだ。

 

 

 ①足元からドン深の、水深のあるエリア

こういうところでは予想通り、このように小さいのが混じりながら、数が釣れる。

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中サイズがボリュームゾーンとなる。

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数は本当に良く出るが、サイズを選ぶのは難しい。

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②水深10mくらいの穴状地形の近くにある小規模河川の流入する水門

安定して「中の上」くらいのサイズがよく釣れる。サイズのばらつきは小さい。

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ある程度数が釣れながら、40後半~50後半にきっちりおさまる感じであった。

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日をまたいでも、同じようなサイズが釣れる。

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最低でもこのくらいの大きさでなければ、アメナマ特有の引きの強さを楽しめない。

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やはり一撃で大型が出るのはもう少し好条件が複合するエリアだと感じる。しかし、どう考えても、オカッパリでスーパーで買えるエサを使って40㎝後半以上がバンバン釣れて来るというのは、レジャーとしてはこれほど優秀なものはなかなかないだろうと思う。

 

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③水深6m以上の広大なエリアに近接する温排水付近(浅場)

こういった、人間によってつくられた「冬を冬ともしない」くらいに生温い水温のところが早春頃にやはり強い。大きいのが連発するエリアだ。

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60付近がアベレージになってくると、ひとりの釣りでは恐怖すら感じる時がある。(それが最高に楽しいのであるが)

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「アメリカナマズ釣り」のページで書いたが、大きいのが釣れるのはどうも「明るい時間帯」から「暗くなってすぐ」くらいの事が多い。

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下の写真のアメナマが今年の釣行の最大サイズのアメナマだ。70にやや届かないくらいだったが、太さが半端ではなかったので80クラスを思わせるファイトを見せてくれた。

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こういうポイントならサイズはほぼ大型を選べる、と言っても過言ではないのだが、時には小さいのも上がってくる。しかしこの場所ではこれのほうがレアなくらいだ。

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この時期に積極的に摂餌している彼は大きくなるだろう。

 

④水深のある中規模河川に流れ込む、日当たりの良い浅い支流

アメナマは水系がつながっていれば信じられないくらいの小場所でも大きい物が釣れる。春先ならば水温が高そうな日向の浅い河川に、午後に行ってみればいい釣果が出るというパターンがある。

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水深50㎝もないところでこんなのがボコボコ釣れたりする。この水系は心底すごいと思わされる。

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やはり、「早春頃に水温の高そうなところ」×「越冬をする深場が近くにある」という条件は嘘をつかない。ここでも60クラスが標準となり、70クラス(少し届いていない)が上がった。

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コイツとファイト中に話しかけていただいたフナ釣りの方に、これを狙って釣っていると述べたら嫌そうな顔をされたのが今でも思い出される。こいつらがいなかったころは、鯉でもフナでも日本屈指の釣り場だったのだと力説してくれる方は、その方以外にも多いのが事実である。何でも食べてしまう、明らかに生態系を破壊する外来生物なので居ないほうが望ましいことは解っているが、しかし、釣ってみればこんなに楽しい魚もなかなかないと思う私なのであった。

 

⑤浅い中規模河川の河口(本湖に深い穴状の地形有り)

霞ケ浦水系は中規模河川でもびっくりするくらい水深が浅いところが多い。早春であれば、晴れた日の午後などには、こういうところも水温が上がって良いポイントになる。それに今回は、しつこいけども水深の書いてあるマップという強い味方がいる。

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ここは見事に50付近で若い魚体で大きさの偏差が小さい釣果だった。早春頃と言ってもこの日は気温が上がり過ぎだったかもしれない。

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ここまで安定していると、アメナマは年齢ごとに湖内で住み分けでもしているのではないかと疑ってしまうが、大から小が混じるカオスな釣り場があるのもまた別の事実でもある。

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こんなに釣れるサイズがそろっていると、毎年毎年同じ魚が上がってきて年々大きくなっていくのではないかと期待させられる。事実そういうことが起きた時期が私の経験の中ではあったのだが、何の根拠にも基づいていないので口を閉ざしておく。

 

水深地図によってできた答え合わせ

写真を載せたのは全てではないが、典型的なものを選んでいる。釣行日数はソウギョを釣った日を除いて5日間である。冒頭に挙げたバス釣り用マップをもとに、多くのアメナマ新ポイントを開発することが出来た。釣れる場所を見つける考え方は、「アメリカナマズ釣り」ページと、水深地図をもとにした当記事に沿って、後は快適に釣りをするために暴風を避けていれば身に着くはずである。諸兄もぜひ、自分の最高のアメナマポイントを見つけ出してほしい。

 

私の場合、来年以降は90、いや1mのアメナマを夢見てまた西日本から霞ケ浦へ向かうことになるだろう。

 

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