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大きな魚を手軽に釣ろう

アメリカナマズ実釣2019

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4月中旬、2日間の強行日程&おまけ

アメナマ釣りが遠征の釣りになって以来、例年はだいたい4月中に3~4日、あるいはそれ以上の日程でアメナマ釣りに出かける。しかし、この春は諸々の都合で2日間の釣行にとどまった。

 

さて、1年前の釣行記を見ていただくと分かるように、春先に釣れるポイント、サイズはかなり正確に見分けられるようになってきたように思う。あとは天候などに関係なくその日が当たりかハズレか、というのを予言でもできるようになれば大したものだろうが、そんな仙人みたいな境地はまだまだ遠く感じる。

 

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4月釣行1日目・夕方から

昼から夕方にかけての用事を済ませ、夜になる前に釣り場に向かった。レバーをぶち込んで5分もしないうちに50センチが釣れてくる。この釣りはやはり中毒性がある。

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ここでしばらくアタリが止まってしまったのだが、置き竿をして椅子に座ってスマホを触ったりぼんやりするのも一興、「別の事を考えているとアタリがくる」というのはブッコミ釣りのお約束なのだろうか。また50センチが上がる。さっきのやつよりも少し太い。

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アメナマは釣れだすとフィーバーすることが多い。入れ食い状態で3匹目をゲットした。コイツは60クラスだった。コイツより少し大きいくらいのサイズから明らかに引きの強さが増してくる。60が65になると全く別次元の引きをするし、65と70でもまた別次元に飛ぶ。80upや85upは推して知るべしだ。

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2匹連続で釣った後、アタリがまた止まった。こういうとき気分転換にエサをかえてみる。鯖の切り身に餌をチェンジして、30分くらい経っただろうか。異常な引き強のアメナマが掛かった。アメナマ遠征でこのクラスが釣れた時の喜びは格別だ。「これこれ、これを釣りに来たんだ」と思わずつぶやいてしまった。

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4時から開始して暗くなる前にこれだけ50以上が釣れれば何の文句もない。こんな手軽でえげつない釣りは他になかろうと思う。

 

4月釣行2日目・昼から

釣れているのに場所を変える必要があるか、と考えてしまったが気分の問題もあって前日とは別の場所に行った。いきなりお出迎えしてくれたのは、55センチのなかなかの猛者だった。この日は気温が高く、前日とは走りが違う。

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55センチでも「ちっせぇな」とか思ってしまう時があるから要注意だ。人はどんどん贅沢になる。「贅沢言うな」なんて頭の中で考えているとまた想像を超える65近いクラスが釣れる。コイツは下方向へのツッコミがとんでもない強さだった。改めて何度も言うが、こんなのがボコボコ釣れるなんて夢のようである。この近くに住みたい。

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思い返してみれば去年、ソウギョを釣った後しばらく釣りに出かけても放心状態になっていたのだが(そんな理由や別の理由があって他魚種の釣行、釣行記数が極端に少なかった)、なんだか情熱を取り戻したような気がした。ちなみに別の理由というのは記事のネタにしようとしていたデジタル写真を一気に失ったからである。当サイトの2017、2018の実釣記がない魚種が多いのは、書くのをサボっている間に写真を失ったからだというのが真相だ。写真を失ったときのあの悪夢のような感覚を思い出していると、またデカいのが釣れた。失くした釣りの思い出なんて、これから作ればよい。そう思った。

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この後、まるでチビアメナマみたいな引きをするザコアメナマ(60クラス)を釣り上げて6時前に今年の春アメナマ釣行は終わった。

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このペースと平均サイズの恐ろしさ

改めて、釣れた魚の写真を見直してみてほしい。全部50クラス以上だ。このほかにパンで鯉は複数釣れたが、45以下のチビアメナマは一切釣れていない。半分は60クラスである。こんな無茶苦茶な釣りが成立するのは生態系が壊れているからである。

 

もともと「本来の生態系」が秩序立っているとは思わないが、ここの生態系はカオスをも超えるカオスだ。こんな湖が出来上がってしまった事実とその過程から目をそらしてはいけない。釣りの楽しみ以外にも、我々にはここから学ぶことが多くあるはずである。

 

2019/07/07 桜川外来魚駆除釣り大会に参加

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去年の新聞記事を見て参加を決めた。優勝を狙いたかったが、桜川の釣り場に関する知識、そして近年は春ばかりやっているので、この季節(初夏、梅雨)のアメナマの釣り方に関して経験値がまだ足りなかったように思う。継続した調査が必要だ。今年は参加・入賞して商品をいただいた、とだけ述べておくことにする。

 

和気藹々として、イベントとしてはかなり面白い物だったように思う。普段のアメナマの釣りでもバラシは悔しいには悔しいが、大会ではチビでもバラせないという緊張感が良いスパイスになって非常に楽しい釣りであった。主催の桜川漁協に感謝である。来年以降の参加は日程その他との相談である。

 

 

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