Thrilling Tsurilling

大きな魚を手軽に釣ろう

webサイト公開1周年を迎えました

当サイトを公開してから本日7月2日をもって1周年となりました。ホームページ運営というのは私はど素人でして、趣味として始めたのでひとまず1年投げ出さずにいじくることが出来たというのは喜ばしいことです。(とはいえ、冬には半休眠状態になりましたけどね)

私をこの趣味に留まらせてくれたのは、飼い始めてやめられなくなったミミズたちではないかと思います。冬も越せたので、サイトの更新が止まらずに済んだ印象です。サイト公開当初は、ミミズのページにばかりアクセスが集まっていたのが印象的で面白かったですね。

 

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魚釣りのためにいくら使っても減らない、むしろミミズが増えていくミミズ箱が作れないかと、最初はそんな風に思っていましたがとんでもない、フトミミズはそんなに簡単に増えないですし、いつしかミミズページは釣りという目的を離れて私の好奇心と探究心をくすぐり続ける実験対象と化してしまいました。私は生物は基本的に素人ですが、基礎研究を仕事にしていたことも過去にあるので感覚としては肌に合う部分があると思っています。

 

さて、当サイトははじめ、釣果を掲載していれば良いもんだと思って運営していました。しかしさっきミミズの話をしましたが、見られるのは「How to」の部分だということもこの1年で学ばせていただきました。

それはそう、簡単に想像できることですが、だれも他人の釣果になんか興味はなくて、検索エンジンを目の前にした人は「あの魚はどうやって釣るのか」、「この道具はどうやって使うのか」、といったことを調べるのですよね。そんな当たり前のことに気が付いたのは、糸の結び方関係の二つの記事が多くのアクセスを集めたときでした。そう、釣果の自慢をしても誰の何の需要も満たしはしない。(気付くのが遅い!)

アクセスが集まるコンテンツの傾向はわかりました。でもですよ。私はここを巨大サイトや人気サイトにしたいとか、そんな壮大な計画は持っていません。サイト運営も釣りと同じ「趣味」ですから、他人のために釣りをしないのと同様、誰かの需要のためにサイト運営するのでもないのです。だから使いもしない糸の結び方を研究しまくってコンテンツ増設するとか、そういう方向性にはいきません。当サイトのコンテンツは「変なヤツの変な試み」として、私の考えたことが情報として残ればいいんだ、と。そういう気持ちで運営しています。アクセス集めに本気になったら、きっと趣味としてはつまらないと思うのです。

これは特に新ワーム考案のページなんかが良い例で、どんなにめんどくさくても面白いと思ったアイデアは実施してみてます。アクセスは比較的多いページですが、あんなの誰も実行していないんじゃないかと思います(笑)。「餌フリー」を目指しているように見せかけて裏でミミズの飼育も同時にやっているという矛盾したコンテンツも抱えてますし。こういうのは会社組織や研究機関ではできないことで、個人サイトだから何でもアリな部分があって、やってる分にはどっちも面白いんです。面白いから、やっているんです。

ただでさえ窮屈な世の中、趣味くらい頭お花畑でやりたいものです。

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面白いからやっている、という一方でミミズの世話に鯉の世話、そのレポート、そして一応続けている釣果ブログの更新…時々めんどくさいと思う時もあります。

趣味なんだから極力そういう「追われている」感じは無い方が良いのですが、まだ1年しかやっていないヒヨッコなのだからスポーツの基礎体力を作るのと同じでしんどいことはあって当然かなとも思います。何の趣味にだって、始める時には大きな壁がある物です。ゆっくりだから、それをまだ登り切っていないだけなのだと思います。このサイトを通して人間的成長なんて私は求めていませんし。

徒労に終わったらそれはそれ。ネタにしてもいいしバネにしてもいいし、経験をすべて役に立てようなんていう発想を持たなくたっていい。

こんな感じなので、2年目もゆるい感じで更新していきますよ。