ついにこの時が来たか・・・と思いましたよ。
今日は新しい方法でミミズ箱1号αとミミズ箱3号αでミミズを飼いはじめて1か月。
予定ではミミズ箱3号αだけ、箱をひっくり返してミミズを探すことになっていたんですが、ミミズ箱1号αの床土表面でミミズが一匹ぐったりしていたので、こちらもひっくり返すことに。
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予定に入っていなかったミミズ箱1号αのミミズ捜索。まず、新聞紙に箱の中身をぶちまけ、割り箸で慎重にミミズを探していきます。
生きているものを手早く退避用の箱に入れていきます。8匹生きていました。
何匹か力尽きている・・・ミミズは、息絶えて5日もしたら溶けて見つからなくなります。
見つかるという事は、少なくとも5日前までは元気だったことになりますが、その数を数えていくと・・・
8匹見つかりました。
あれ?
ミミズは15匹しか入れていません。
しかも、環帯のある、10cm以上の大人のミミズしか入れていないはずです。
気付いていましたよ、生きているミミズが2匹ほど「異様に小さい」ことには。
ただ、痩せたのかな?・・・なんて、そんなことは思っていませんでした。
環帯がないことにも、異様に透き通っていることにも、生きているミミズを捜索してる時には気づいていましたよ。
これは新しく生まれたミミズだ!
間違いありません。力尽きたミミズは8匹見つかり、1匹は溶けて行方不明、6匹が生き残り、2匹のミミズが新たに生まれていたのです!
大きさからして、「生まれたばかり」ではありません。ミミズの投入直後に、繁殖が行われていたのでしょうかね。
ちなみに「床土に最初から混入」という可能性はありません、箱に入れる前の腐葉土は乾いていますし、もう一つ入れている床土は原料が「トイレットペーパー」だからです。
あえて混入の可能性を考えるならば、「ミミズ採集時に入った針葉樹の葉っぱに卵胞がついていた」くらいしか考えられませんね。ないと思いますが。
仮にそうだとしても、生まれた子ミミズがここまで大きくなる環境だったことには違いありません。
何にしても、大きな一歩を踏み出しました。ミミズが半分失われたのは、その状態からしてこの3日くらいと考えられます。
それまでは、16~17匹がミミズ箱内で同時に生きていたことになりますから、そこで捜索して床土を交換していればミミズを増やすことが可能だったといえます。
もう、箱でのドバミミズ(フトミミズ)の養殖は夢の世界ではなくなってきたのです!いよいよ現実味を帯びてきました!焦らずじっくり調査をしていきますが、ぼちぼち見守っていてください。
この繁殖が起きた飼育方法は、「ミミズ箱1号α」ページの2016/08/23~2016/09/23にて解説しています。よかったらご覧ください。
私はこれが養殖方法だ!などというつもりはありません。もっともっとミミズのために環境を改善していきますよ。そこへ向けて大きな進歩がありましたという報告でした。