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大きな魚を手軽に釣ろう

ワーム改造編 -Gulp! -PVA法-

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ガルプ汁が染み込むワームを作る

ガルプ!シリーズのワームは、汁から出して干しておくと、しぼんでカチカチになってしまうことから、目に見えない小さな穴(孔)が無数にあいたスポンジのような構造をしていると考えられる(顕微鏡で見たことはないが)。

ガルプ!がよく釣れるのは、そのスポンジ状のボディに「ガルプ汁」をたくさん保持し、拡散し続けているからだと考えられる。

 

では、人気のある普通のワーム+ガルプ汁は効果がないのか、というと、「ガルプ!のワームに比べると効果は薄い」ということになる。

​この効果をガルプ!に近づけるにはどうしたらいいのか。「Gulp!-PVA法」はどんなワームで使えるのか。その辺を探っていくのがこのページの目的である。

 

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塩入りワームを塩抜きすると…

有名なところで言うと、「ゲーリーヤマモト」のワームは、比重を大きくするために沢山の塩(たぶん塩化ナトリウム)をそのボディに含んでいる。

 

とても人気があり、よく釣れ、よく飛ぶ、良いワームである。

このシリーズのワームを手で強く揉んでみると、白い粒々が出てくる。塩が抜けるのだ。

 

ピンときた。これは使える。ワームの色が濁ってしまうが、塩が抜けたところにはたくさんの穴(孔)ができる。ワームの多孔質化が容易なのだ。

さっそく、ゲーリーヤマモトの「4インチヤマセンコー・アオテナガ」2本をそれぞれ違う揉み加減で揉んだ。

 

 

水に浸して塩を溶かしたら、元のワームより柔らかくなった。揉んでいないワームと比べると、下の写真のようになる。

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手前から、「ちぎれそうなほど揉んだもの」「強く揉んだもの」「揉んでいないもの」だ。弾力と比重にずいぶん差が出てしまうので、手前の物などはもう勝手に深みに落ちていく、あの「ヤマセンコー」としては使えない、別の使い方をするワームになる。次の写真を見れば明らかだ。

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「ちぎれそうなほど揉んだもの」は浮くようになってしまった。「強く揉んだもの」は沈んでいる。

 

ただし、浮いている方も、水中で何度も引っ張って放し、「空気抜き」を繰り返すとちゃんと沈んだ。空気が入って浮いていたというわけである。

​​

「Gulp!-PVA法」を塩入りワームで使うには

 

ガルプ汁は、孔の中の気泡には染み込まない。孔の中に水が入っていれば、水溶液であるガルプ汁の成分(水溶性であることから、アミノ酸・糖・塩などが入っていると思われる)とPVAは混ざり合って取り込まれる。

 

なので、塩抜きしたワームは必ず水の中で揉んだり伸縮させたりして「空気抜き」を行うことがポイントだ。

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このようにして、ゲーリーヤマモトの塩入りワームでは簡単に「Gulp!-PVA法」が使える事がわかった。

 

私は「ヤマセンコー」シリーズには「Gulp!-PVA法」を使い、ガルプ!アライブ!マリネードの「ナイトクローラー(ミミズのニオイ)」をたっぷり入れて使っている。

 

これで、身をくねらせるとミミズ汁を発射する最強ヤマセンコーの完成だ。揉み具合はいろいろ試してみて好みで使うと良い。

塩の入っていないワームは?

これはもう、原始的な手段に出るしかない。針で穴を開けまくるのだ。

 

私は、レインズ・スワンプのシリーズやジャッカル・フリックシェイクなどを針で突きまくってから空気抜きをし、「Gulp!-PVA法」に応用している。

 

ガルプ!のワームは少しかたいので、セコ釣りでブルンブルンに動かしたいときはこれらのワームのほうがいいアクションをする。

 

ガルプ!アライブ!マリネードについて

ニオイ強化剤として売られているマリネードについて注意しておきたいことがある。

 

「ナイトクローラー」ならまだ大したことはないのだが、「シャッド」や「サーディン」のマリネードからは凶悪としか表現できないニオイがする。

 

しかも、容器の中蓋をとってしまうと、簡単に液漏れする。これを防ぐ方法を紹介しよう。下の写真を見てほしい。

 

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矢印の位置に、穴があいているのがわかるだろうか。こうして二つの穴をあけてやれば、中蓋を取り去ることなくマリネードを一滴ずつたらすことができる。

 

片方は空気穴だ。たったこれだけのことで、大惨事は防げるのだ。マリネードをこぼしたら、ひどい目に逢う。それだけは絶対にやってはいけない

 

「Gulp!-PVA法」のテスト

主な釣果のほどは、釣りページやブログにて報告していくが、記念すべき第1回テストの結果とその後のちょっとしたことだけはここで紹介しよう。

 

「Gulp!-PVA法」の汁に漬けた「ガルプ!インチホッグ赤の脚1本」を使った、赤虫針(ハリス0.6号)の赤虫仕様の淡水浮き釣り(30分間)である。

 

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ブルーギルは、針だけを落としても簡単に釣れてしまうのでそこまで参考にならないのだが、30分で16匹の魚を釣り上げた。ガルプ、恐るべしである。1匹目と5匹目に子バスが混じった。これでもギルをよけて釣ったつもりである。バスはやはり竿をあおってワームにアクションを加えないと釣れなかった。これが流れのあるところなら話は変わってくるだろう。エサよりも手返しがはやく、数釣りならミミズを上回るかもしれない。

 

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その後のテストとしては、フナ釣りの仕掛け(2本鈎)の片方にダンゴ、もう片方に「Gulp!-PVA法」の4インチヤマセンコー・アオテナガを太さ1/4、長さ1/4くらいに切り取ったものを付け、浮き釣りに挑んだ。

 

序盤20分くらいにヤマセンコー鈎に20㎝くらいのニゴイが連発し、4匹釣ったところでワームがとられてしまった。ニゴイには効果抜群だったということだ。

 

この日はほかにも、ジグヘッドで「Gulp!-PVA法」のガルプホッグを投げればニゴイがすごい勢いでつつきに来続けた。鈎が大きいので釣れなかったが、あたりの多さには驚かされたものだ。

言い忘れたが、「Gulp!-PVA法」にはウェットティッシュかゴム手袋が必須である。でないと、ミミズやイソメを使うよりも手が汚れてしまい、エサ釣りをするよりもはるかに汚い釣りとなる。ロッドもリールもべたべたになってしまう。

 

好きにすればいいが、手が汚れないのをルアー釣りのメリットだという人もいる(それって釣れなかった場合だけでは?と思うのだが)ので、そういう精神も持てるようにするためにはゴム手袋をお勧めする。

その後はテストとしてではなく普通に海釣りでも淡水釣りでも戦力として使っているので、釣りに関するページを見ていただきたい。

​今後は、マルキュー・パワーイソメを用いたワーム改造についても検討中である。

 

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