まずは、田んぼの水路の流れ込みにたかっている鯉を狙いました。パンプカで75㎝をゲット。
何度やってもすさまじい引きです。鯉釣りしてたら、鍛えられますよ。ファイトの仕方が。魚をいなす技術というのはデカいのを数釣るしか身に着ける方法はありません。
この鯉は、4月から6月にかけて私がとった統計から言っても、大きいほうです。
実は鯉のパンプカ釣り、ちょっと飽きてきています。
たまにやるのはいいんですが、4月から6月は統計をとるにあたって、最後の方は「データを出すために」釣りをしていたような感覚がありました。
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まあ、今でもでかいのが浮いてたら釣ってやるって思ってしまうんですから、完全に飽きてはいないんですけどね。
やっぱり鯉は引きが強いし、ファイトになったら楽しいんですけども。
こういう贅沢な気持ちを払拭するために、今日はこのあと小物釣りをしました。
竿は1.5mの延べ竿、オイカワ狙いで。
結局釣れたのはニゴイたくさんとギル2匹だったんですが、一匹大きめのニゴイがかかった時、「これこれ、この緊張感」と思いました。
私はどちらかというとサイトフィッシング派なのですが、狙っていない「思わぬ大物」というのも、やはり強い印象が残ります。
釣りにはいろんなスタイルがあっていいし、自分の釣りの幅が広がるので色々な釣りをやってみるのはとても価値のあることだと思います。
浮きの下で何が起こっているのか考えながら釣る時は、本当に想像力が掻き立てられます。
小物釣りでも、ぴたりと想像通りの魚が釣れて、想像通りの位置に鈎が掛かっていた時の快感は、なかなか得難い物があります。
今日は大きな釣りと小さな釣りをしましたが、初心に帰れたような気がしました。
いつかこの仕掛けで「Gulp!-PVA法(ホームページ参照)」のワームの切れ端で、ギルのいないところで小物釣りをしようかなと思います。
コイ科の小魚が食ってくることは確認済みですので「1.5m延べ竿×ルアーフィッシング」という新たな分野を開拓できるかもしれません。
今日小物釣りしてる時の私は、50cm枠のタモをドカッとおいて1.5mの延べ竿を出していたのでかなり変なスタイルだったと思います。
これは自分の事じゃないですけど、変なスタイルで釣りしてる人、私は好きです。
2000円くらいのリールセット竿でルアー投げてる、背中の曲がったおじいちゃんとか。狭い水門でフライでボラ釣ってるおじさんとか。大好物ですね、実際にいました。
そういう人みつけるとつい話しかけてしまいます。なぜかいい人が多いんです。わけわかんないこと言う人もいますが、それもまた楽しい。釣り場って、いろんな人がいますよね。