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大きな魚を手軽に釣ろう

ドバミミズ(フトミミズ)、年越しに成功

先日、やっと暖かい日があったのでミミズ箱1号αとミミズ箱3号αでミミズの生存確認を行いました。その結果、年をまたいでも両箱とも約8割の生存率でミミズが年越しに成功していることを確認いたしました。

各ミミズ箱のページにて経過を報告していますのでご覧いただければと思います。

フトミミズ科のミミズは多くの種が1年性の種で冬を越せないものだという事を考えると、表層種(と考えられる)ヒトツモンミミズ(っぽいミミズ)が年を越したというのは感動的なものがあります。

 

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室内飼育の威力だろうとは思いますが、これらに関してはどのくらい長生きするのかと長期飼育に挑戦する価値があると思っています。1年生きることは自然界ではないと考えられるものなので、それだけでも大したことなのです。

ところで、ミミズ箱1号αでいつの間にか生まれていた子ミミズたちもミミズ箱3号αですくすくと大きく育っています。これがほかのミミズたちと見分けがつかないくらい大きくなれば、それもまた養殖が可能であることを示す良い材料となります。

まだミミズ飼育実験を始めて半年余りの未熟者ですが、多くの先人たちが挫折してきたと思われる壁を、少しずつですが破っている感じがして心地の良い物です。

 

さて、今年のミミズ飼育実験の方針ですが、まずは今「熊太郎スーパー太虫」のみの飼育となっているミミズ箱2号αをフロースルー型に改造して「ミミズ箱2号β」とし、現在長期飼育に成功している方法に近い形で床土を開発、水分を循環させてミミズを元気に育てる、という方向で進めていこうと考えています。

また、現在のミミズ箱「3箱体制」も、ミミズの飼育方法がある程度分かってきた現段階においては大きな負担になっていない事から、1箱くらいはミミズ箱を増設してもいいのかなという風には考えています。

この際、現在長期飼育に使っているミミズ箱のスケールアップ実験にするのか、フロースルー型のミミズ箱を増設するのかについてはもう少し熟慮を重ねてからの課題となります。

というのも、ミミズ養殖・飼育構想について私自身冬眠状態であったため、しっかりと考えを巡らせてからでないと余計な失敗を犯しそうだからです。私の頭が「ミミズモード」になるのにはまた少し時間が必要だという事ですね。

​ミミズ捜索の際にこれまで発見された6個の卵胞の先行きも気になるところです。ひとつは小瓶に取り分けて毎日観察していますが、現在のところ何の変化もありません。

 

このまま何も変わらないのではないかと不安にもなりますが、奏だったらそうだったで何か負荷の条件があるのだろうという知見は得られるのでそれはそれで良しとします。

春になってミミズ捜索をした時に、ミミズ箱に戻しておいた卵胞が返っていて子ミミズ発見となれば、もはやそれは私の目指していた養殖の夢に手がかかったようなものです。

冬にほとんど釣りをしない私ですが、このミミズ飼育についてはもはや興味のみで突っ走っている所があります。

 

当サイトのミミズページをご覧になっている方も興味がおありでしょうから、もうその方向で、釣りエサの保管という考えとは一線を画して調査に挑んでいこうと考えています。