当サイトの釣りページ下部にある、「釣り小話」に、「釣りのマナーに関すること」を掲載しました。
釣りに関するwebサイト運営者として、零細ながらもこうして情報発信する立場になったわけです。小さくても、一つのメディアなのです。
露出も少しですが増え始めました。しかも、私のwebサイトはわりと色々な魚種の「入り口」について書いている部分が多いのです。
趣味の世界にはなんにでも、ちょっとネガティブな言葉を使うと「暗黙のルール」が存在します。
そういうことを知らない人に、釣りのやり方だけを紹介し、釣り場に送り出してしまっては、私の運営するwebサイトとしてはちょっと許しがたい事態になる、そう感じたのです。
とはいっても、内容は半分、社会の中で生きる人間としての最低限の礼儀作法、といった感じになってしまいました。
基本的なことから順番に書き始めたのですが、釣り場がいかに「荒れて」いるか、皮肉にも書いているときに痛感してしまいました。
「釣りのマナー」に入る前に「人として」のマナーを書いた時点で、完成時にこれくらいだろうと想定していたくらいの文章量になってしまったのです。
スポンサーリンク
嘆かわしいことです。めげずに、みんなが啓蒙していけば、釣り場はきれいになるでしょうか。そうあってほしいものです。
マナーに関する記述をしておかなければ、という想いはサイト開設当初から持っていました。結局、開設4か月たってからの掲載です。正直言って遅きに失した感じはあります。
言い訳をしておきますと、私は有名人でも釣りのプロでもないし、情報発信においても、webサイトを作り始めたばかりの素人なのです。
ですから、本当に「正しい事」が書けるのか、という不安を常に抱えているわけです。
ですが、webサイトというのは、「正しい事」だけを書いて作り上げていくものではないと感じたのです。
企業でやっているわけではないですから、「読んだ人に判断をゆだねて自分の考えをどんどん盛り込んで同意を得て影響力を増すこと」、「試験段階の事や成果につながらない実験結果などもコンテンツとして形にしていくこと」も必要だと思い始めたのです。
後者についてはミミズやワームなどのページで、はじめからコンテンツに盛り込まれていました。現在当サイトの人気ページは結果的にはそちらになっています。そういうコンテンツが読まれているのです。
こうなってくると、私のやるべきことというのも開設当初とは変わるべきで、少し考え直さなければなりませんでした。
ここに至った結果が、この、マナーに関することを「正しいとは限らないけども自分の考えを掲載する」という判断だったのです。
どうぞそのあたりをご理解いただいて、、釣りサイトを運営しながらもマナーに触れていなかったこと、お許しいただければと思います。
さて、ここからはその内容の話です。目次は、「出したゴミは持ち帰る」「最低でも会釈。挨拶をする」「交通、近隣住民への配慮」「先行者が優先」「ゴミを見かけたら拾おう」「他魚種の釣り人への敬意を持つ」「外道も掛けたらとる」といった具合になっています。
「釣り禁止になるからマナーを守れ」というのは確かに心にズシンとくるものがありますが、メインとしてはそういうことは書いていません。
「釣り人を含む、水辺に親しむ人の身の安全に関わること」に重点を置いて書いています。もちろんそれだけではないですが、ここをすっ飛ばしてはいけないと。
ここであーだこーだといっても仕方ないので、実際に小話に目を通していただきたく思います。
同意できない方もいらっしゃるかもしれません。ですが、それも「そういう考えのやつがいるんだな」と捉えていただければ、それでじゅうぶんです。