ここでは、セコ釣りで釣った大きめのブラックバスを見ていこう。40upは無数に釣っているので、50㎝くらいを基準に掲載する。なお、リリースが禁止されていればもちろんそれを守っている。そういう場所で釣ったバスは、扱いが悪いと見えるかもしれないが、仕方のないことである。
60up
冬のシャローにデカバスはいる -そんな言葉は信じていなかったのだが、11月も終わりに近づく中、しばらくディープを攻めて釣れなかったので今日はもうボウズでいいやと、この言葉を信じてドライブシャッドでシャロー攻めをやってみたところ、マグレで釣れてしまったロクマル。
バス釣り歴20年を軽く超える私の、人生唯一のロクマルである。その重さは半端ではななかった。これを釣り上げたとき、私は少しバス釣り引退を考えたが、これは非常に楽しいファイトだったので、続けていくことにした。
スポンサーリンク
55up
初秋に6インチスタッガーで釣り上げた57cm。口開け尾閉じなら59あった。スタッガーを使うのがセコ釣りかどうかは読んでいる皆様に任せるが、セコ釣りと言われるノーシンカーリグで釣り上げた物である。誰も釣りしていない場所だったので、本当にスレていなくて素直に食ってくれた。老体なのに引きも異常に強かった、思い出のバスである。
春に琵琶湖水系で釣り上げた55cm。フロリダバスとノーザンラージマウスバスの交雑個体と思われる。口の中には、ワームフックが残っていた。琵琶湖水系には希少なビワコオオナマズがいるので、この程度でライブレイクするタックルは使わないでほしい、というのが感想である。ガルプ!マイクロクローラーの新考案フォーミュラを付けたノーシンカーを流れ込みに投げて流れに巻き込まれる形で放置し、ヒット。実は、40upのニゴイがこれでバンバン釣れていたのでそれを楽しんでいた時にヒットした。
ノーシンカーの6インチスタッガーで釣り上げた55㎝の河川のバス。冬にさしかかろうという11月の寒い朝。2016年の10本目となる50upだった。
50up
こんなのが釣れれば、セコ釣りも悪くないと思えるのではないか。いわゆるセコ釣りは、セコ釣りに非ずである。(ただし、このような大きなバスが釣れている一方で無数に小さいバスが釣れているのも事実である。)