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大きな魚を手軽に釣ろう

フトミミズの飼育箱と寝床選び

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ミミズは高温に弱い。35℃には絶対耐えられないと考えてもいいだろう。

それならば、真夏でも30℃が避けられる環境を用意すべきである。

 

また、容易に冬を越すツリミミズ科のシマミミズと違って、自然界ではフトミミズ科のミミズたちの多くは、多くが冬を越せない一年性の生きものなのだそうだ。

 

​土中深く潜るミミズは少し別である、地下の温度はだいたい15℃で一定だと言われてるので冬を越せそうである。

早春にとれる巨大なノラクラミミズっぽいミミズは、たぶん越冬したものなのだろう。

しかし、表層に棲むミミズであるヒトツモンミミズは、冬を越せないだろう。

 

卵を産み、その卵が越冬する形で命をつなぐのだ。しかし、10℃を下回らない程度に加温してやれば、案外「死ぬ時期」が見つからずに冬を越してしまうかもしれない。

 

私は一年性の生物であるハラビロカマキリを室内飼育で越冬させたことがある。

 

結局翌初夏に死んでしまったのだが、これは少し参考になるかもしれない。私はヒトツモンミミズっぽいミミズの室内飼育を決意した。

 

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ミミズの飼育箱

ミミズの飼育は、発泡スチロール(発泡ポリスチレン)の箱で行うことにする。

 

温度の変化に強く、ミミズの長生きに実績があるからだ。

 

釣りに持っていくミミズを入れる箱として、今年から導入した発泡スチロールの箱が大活躍している。飼育の第一歩はひとまず生きていてもらうことだ。

釣り用ミミズ箱X

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2016年初頭から釣り餌のシマミミズもヒトツモンミミズっぽいミミズもフトスジミミズっぽいミミズもノラクラミミズっぽいミミズも、ごちゃ混ぜにこの中に入っている。

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もともとは静岡でシラスを買った時にいただいた保温ケースである。中のスペースは12×7×7(cm)くらいの非常に小さな箱である。

 

定期的に使っていく分には、特に釣りが終わったら移し替えるわけでもなく、この中でミミズは不思議なほど元気である。それなのに、ミミズ箱1号では最初失敗が続く。

ただ一種、ヒトツモンミミズの大きい物(フツウミミズ?)っぽいミミズだけは、1週間使わないとだいたい力尽きてしまう。

 

シマミミズに関しては、繁殖しているようで、少しずつ使っても減っていかないほどだ。

 

寝床としては釣り餌用ミミズ「天然みみず」と「熊太郎」が入っていた袋の中身が混ぜてぶちまけてある。

 

とりあえず何が原因でうまくいっているかわからないが、保存には適した箱になっているようだ。

 

この箱をひとまず「釣り用ミミズ箱Ⅹ」と名付ける。ここから学ぶことは多そうだ。

 

2016年初頭から釣り餌のシマミミズもヒトツモンミミズっぽいミミズもフトスジミミズっぽいミミズもノラクラミミズっぽいミミズも、ごちゃ混ぜにこの中に入っている。

 

もともとは静岡でシラスを買った時にいただいた保温ケースである。中のスペースは12×7×7(cm)くらいの非常に小さな箱である。

 

定期的に使っていく分には、特に釣りが終わったら移し替えるわけでもなく、この中でミミズは不思議なほど元気である。

ただ一種、ヒトツモンミミズの大きい物(フツウミミズ?)っぽいミミズだけは、1週間使わないとだいたい力尽きてしまう。

 

シマミミズに関しては、繁殖しているようで、少しずつ使っても減っていかないほどだ。

 

寝床としては釣り餌用ミミズ「天然みみず」と「熊太郎」が入っていた袋の中身が混ぜてぶちまけてある。

 

とりあえず何が原因でうまくいっているかわからないが、保存には適した箱になっているようだ。

 

この箱をひとまず「釣り用ミミズ箱Ⅹ」と名付ける。ここから学ぶことは多そうだ。

 

飼育容器の紹介

飼育実験にメインで使うのは、ホームセンターで買ってきた釣り用ミミズ箱Ⅹよりも二回りほど大きい、5リットルの3つの発泡スチロールの箱だ。

 

これでもまだ小さいが、専門が物質系の私としては、小さい容量で多数実験してからうまくいったものをスケールアップしていくのが実験の基本だと思っている。

 

全て大きさは同じで、名前はそれぞれミミズ箱1号α、ミミズ箱2号α、ミミズ箱3号αとする。

 

はじめは特に空気穴や排水用の穴を設けずに飼育を行う。必要となった場合には箱の加工を実施するが、その時には名前を適宜変更していこうと思う。

​​(2017/04/21、排水穴と給水穴を設けたミミズ箱2号βを導入したのでそちらも参照されたい。)

(2017/05/07、ミミズ箱3号αでも15t小さめの容器での大きな低密度ミミズ飼育の実験を開始した。)

 

ミミズの寝床選び

​フトミミズが腐葉土を好むことは知っているが、一口に腐葉土と言っても、実験として使うには色々なものが混ざり過ぎである。なので腐葉土は最終手段として取っておく(2016年8月より、閉鎖系において市販の腐葉土を用いた実験を開始している)として、ミミズの寝床選びは、シマミミズを使ったコンポストの真似事から始める。飼育に関して既に分かっているシマミミズとの違いは、

 

・フトミミズは生ごみを食べられない。

・シマミミズのエサよりは発酵の進んだ腐植を好んで食べる

・巣穴を作ってその中を行き来して生活する

これくらいだ。

腐葉土と同様、「ミミズをとってきた場所の土」でかなり長生きすることがわかっているが、この方法はとらない。みなが同じものを再現するのが難しいし、何が原因でうまくいっているのか分からないからだ。

 

余計な要素はできるだけ省いて実験を行う

ミミズコンポストのシマミミズは、どんな餌や寝床を好むのか。調べてみると、エサとして「コーヒーの出がらし」、寝床兼エサとして「ココナッツ繊維」を好む事がわかってきた。

フトミミズではなく、シマミミズの飼育や生ごみを食べてもらうミミズコンポストが目的で当サイトに訪問された方もいるだろう。

 

そちらについては、完璧なマニュアルが本で出ているので、参照されたい。

 

 

釣りエサ用のシマミミズ業者がどういう経緯でシマミミズを養殖し釣りエサとして販売するようになったか。これらをご存じだろうか。そこを簡単に紹介していく。

釣りエサ用のシマミミズは、主に二種類のメーカーの子会社が養殖、販売している。以下に、それぞれ示す。

①繊維メーカーで処理に困っていた、繊維が短くて製品にならない「コットンリンター」と呼ばれる綿花の繊維の短い物を食べさせ養殖する

②再生紙製造メーカーで処理に困っていた、繊維が短くて紙にならない「ペーパースラッジ」と呼ばれるパルプのかすを食べさせ養殖する

いずれも製品を作るときの副産物で養殖し、釣り餌を販売している事がわかる。釣りエサのミミズで有名な「りんたろう」は、コットンリンターから名づけられているのだと思う。

 

共通する点は、「コットンリンター」「ペーパースラッジ」は両方、繊維の短いセルロースのカスであることだ。

 

続いて、シマミミズを使ったコンポストの寝床としてシマミミズ専門の業者が存在し、そこから販売されている専用のミミズの寝床(ココナッツ種子の殻の繊維を粉砕したもの100%)というものが存在する事を知った。市販のパームビートでも代用できるかもしれない。

まずはこれらのものを寝床として、フトミミズが長期飼育可能かどうかを、3つのミミズ箱で調べることにした。

 

1号αではコーヒーの出がらし、2号αでは短くなったセルロース繊維のカス、3号αは専用のシマミミズの寝床でスタートした。ただし、ミミズは食べた物を粉砕するための砂を蓄える「砂のう」という器官を持っているので、特にそれぞれで言及はしないが、私は少量の砂を寝床に混ぜて実験に臨んでいる。

​​

それぞれの飼育方法でスタートしたはいいが、実験はそううまくいかないものである。

 

「コーヒーの出がらし」、「ココナッツ繊維」だけを使用した飼育実験は早々に失敗に終わった。

その後随時、各飼育箱での飼育方法は変わっていっているので、各飼育箱の情報はこれらに留まらない。

 

それぞれの飼育箱ページには日付順に情報が載っているので、照らし合わせながら眺めてみてほしい。

2017年5月以降は、2016年からの飼育実験結果を踏まえてミミズ飼育床土は私が開発した「NPS2.0-F」というもので統一し、ミミズの種類や条件を変えてミミズ飼育実験を行っている。過密飼育を避ければ半年以上は痩せることなくミミズが元気に生きる良い床土だ。作り方はミミズ箱1号αのページにて解説しているので参照してほしい。

 

ミミズ箱1号αへ

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 ミミズ箱2号αへ

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ミミズ箱2号βへ

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ミミズ箱3号αへ

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ミミズ箱4号αへ

 

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ミミズ箱から得られた知見へ

 

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