1シーズン釣りをしていたらドラグをならして何10mも突っ走る魚に遭遇することってありますよね。そういうのに意図的に遭遇できるのが鯉釣りの素晴らしいところで、とくにパンプカ釣法を駆使すれば手軽にそういった体験ができます。
これをシーズン初めに思う存分やっておけば、デカいアメナマ、ライギョやナマズが掛かっても落ち着いてファイトができるようになります。
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そういった物を釣る前に「慣らし」に最適なのがこの春のパンプカなのです。夏になると魅力的な大物も増えてきますし、アメナマのように「たまにくる大物」で気持ちを落ち着かせてファイトするのは簡単ではありません。
というわけで今日も鯉釣りです。
いつも鯉が集っているポイントをざっと眺めます。去年と居つき場所が変わってしまったのか定かではないですが、いくつかのポイントでは全く鯉が見られなくなってしまいました。
それに、去年は平均が70㎝という驚異的な数字を叩きだしたのに、今年はなかなか70クラスが上がってきません。
私がこの釣り場に通うようになったのは去年ですから、もしかしたら私のせいなのかもしれません(笑)
結局行けば確実に鯉がいる、あまり荒らさずにとっておきたい場所に行く羽目になりました。パンを投げると、もう食っています。これは即仕掛け投入で釣れるだろうということで釣り開始。
ものの1分でヒット!釣るのは簡単、ファイトは大変です!それがこの釣りのいいところ!
凄い引きでしたがなんとかランディング。太い鯉ですがサイズはやはり控えめ。去年より一回り小さい印象です。新人君がたくさん現れたんでしょうか。
去年あまりいなかったサイズ帯の鯉が釣れるというのは、鯉が繁殖に成功した年と失敗した年が存在しているのだろうなと推測されます。
こうやって新顔の鯉君に出会えるということは、この場所での鯉釣りは恒久的に可能だということなのでそれはそれで喜ばしいことです。放流してるんだったらそれはいけないですけどね。
さて、釣り場ではまだ鯉がぷかぷかしています。春になって釣りをやり始めたばかりなのでここで満足せずに2匹目を狙います。あっという間にかかりました。ごっそり入れ替わった鯉たちがまだスレ始めていないということでしょうか。
2分ほどファイトしてランディング。傷ついちゃったね。ごめんなさい。これも同じサイズ帯です。しつこいですが去年統計をとってあまり釣れなかったサイズ帯です。
そういえば去年は、平均サイズ付近の70㎝前半とともに「59㎝」という鯉がたくさん釣れたのを思い出します。こいつらは、その世代が一冬越したことでこのサイズになってパンプカに参加するようになったのではないかと思いますね。
上記の統計で平均だった70㎝はまだ上がっていませんが、この日はこんなところで終了。「大きくなれよ」といってリリースしますが、大きくなるのには年単位かかるのですよね。
この釣り場はもしかしたら今年はこのサイズしか出ないかもしれません。ちょっと大きい物を釣る工夫をしていこうと思います。