日本のネット上最大クラスに準ずるアメナマを釣った！？
アメリカナマズは大きい物で1mを超えると言われているが、霞ケ浦水系での釣りにおいて80upは滅多に上がらない。ネット上を探してみると、遠近法を使って撮られたとても迫力のあるアメリカナマズの写真があふれている。
しかし、メジャーとともに撮られている写真では90cmはおろか80後半も見つけることができなかった。※2021年3月追記（90cmのアメナマの写真をツイッターのお友達からいただいた。）2009年の釣果だそうだ。某巨大掲示板のアメリカナマズスレッドで、80upは1パーセント程度だと言われている。これは10年にわたってアメリカナマズを釣ってきた私の経験からも妥当だと思う。
2011年に釣具屋「フィッシャーマン」水戸店・つくば店・土浦店・鹿島神栖店の4店舗でフォトダービーが行われたようだが、その結果1位は85㎝で、1カ月の期間で開催され、数百人がエントリーしたと思われるが、80upは3本のみである。
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そんな中、2016年某日の釣行において私とその友人のグループは、まだ明るい15時から19時という夕方の釣行、ほぼ足元の壁際にエサを落として底につけて待つだけの釣りかたで31匹、うち3匹の80upと6匹の70upを釣り上げることに成功した。その中で最も大きい86㎝のアメリカナマズが、これである。
尾びれの下の先がわずかに86にかかっている。メジャーを平らなところでピンと張り、その上に魚体を置いての測定である。（この測定方法は、特定外来生物のアメリカナマズだからやっているもので、私はやむを得ない場合を除いて魚はコンクリートに置かないことを意識している）
拓寸ならば90㎝を超えてもおかしくないだろう。普通体型の人が持ち上げると、こんな感じである。
でかい！（プライバシーと釣り場の保護のため、顔と背景を塗りつぶしている）
この写真は特に魚を前に出すなどの遠近法を使わずに撮られているので、実際に見ても同様の迫力があった。
大きな魚を見慣れていないアングラー（自分もかつてそうであったことは言うまでもない）だと、60㎝の魚は80㎝くらいに見え、80㎝の魚は1mくらいに見えるものなのである。
霞ケ浦水系でナマズ釣りをしている人に話しかけると、「80がボンボン釣れる」という答えをいただくことが多いが、話半分に聞いておいたほうが良いのだと思う。なぜなら、通りがかった地元の人が我々の釣り上げた80upを見て驚いて騒いでいたからだ。
当ＨＰを参考に釣りに行かれる方がいれば、ぜひメジャーを持参していただけば、その釣りが数倍楽しくなることと思う。
ここまでの物はなかなか釣れないが、アタリの日（これにも秘訣があるのだが、秘密にしておく）に釣りに行けば一人あたり10匹以上、平均が50㎝以上も全然珍しくない釣りである。
おかっぱりで、淡水で、こんなえげつない釣りができるのはアメリカナマズくらいだ。ゲーム機で怪物を狩るよりも、レジャーとしてアメリカナマズを釣るほうが楽しいと、私は思う。
その他の80up
1％くらいしか現れないと言われるアメナマの80upであるが、この日のその他の80upはこんな感じである。こんなのが同じ日に2匹、70upは「たくさん」釣れた。この釣りをやめられないゆえんである。
アメナマは本当に手軽に釣れる！
80㎝クラスを仕留めようと思うと、なかなか難しい釣りになるが、70くらいならあっさり釣れてくる釣りである。もう、ほかの釣りができなくなるくらいすごい釣りだ。読者諸兄も、ぜひメジャー必携でアメナマ最大記録を狙って釣りをしてみてほしい。
